Scheme(スキーム) は Lisp(リスプ) の方言の1つとして 1970 年代半ばに開発されました.
他の Lisp 系言語(とくに Common Lisp)に比べ言語仕様が小型でありプログラミング学習用としては最適と思われます.
言語の特徴は以下のとおりです.
情報を(数値以外の)記号によって表し, その記号に対して処理をほどこす分野は記号処理とよばれています. この記号処理は古くから研究されていますが,数値処理に比べて普及しておらず,開発されているプログラミング言語処理系は多くありません. 記号処理の対象とする領域は,数式処理,記号論理学,知識の表現と推論,自然言語処理,文書処理などといった,数値処理では扱われないものです. 今後のコンピューターの利用者層の拡大を考慮すれば,数値処理のためにコンピューターを利用することよりも,記号処理のために利用することが増大すると予想されます.